JDL IBEX クラウド組曲Majorでは、事務所の発展に応じて増加する顧問先のデータを一元管理し、各PCから共有利用できる「仮想サーバー」をクラウド上に構築することができます。
また、との仮想サーバーは、外出先や自宅などから実務処理が行える「どこでも会計事務所」に対応し、場所を選ばない革新的な業務スタイルを実現します。
「仮想サーバー」とは、JDLデータセンター内に構築され、インターネットを通じてアクセスできる事務所毎の専用サーバーのことです。
事務所の発展に比例して、処理する業務量、管理するデータ量は確実に増加します。個々のPCで個別にデータを管理するスタイルを続けていては、事務所のあちこちにデータが散在し、そのPCでしかデータが処理できない非効率な状態が生じます。
こうした問題の解決策となるのが仮想サーバーの構築です。JDLの仮想サーバーは、申込みのみで簡単に構築でき、ユーザーによる煩雑なメンテナンスも一切不要。
データの一元管理・共有利用を手軽に実現し、データ散在の問題を解決すると共に、独創的なソリューションにより、会計事務所の運営に革新をもたらします。
まず、仮想サーバーにあらゆる顧問先のデータを集積・管理することで、各PCにデータが散在する状態を解消。所長やスタッフが、相互にデータを共有利用できる環境を構築します。
また、仮想サーバーは、一般的なPCサーバーのように単にデータを一箇所で管理するだけのものではありません。
業務知識やノウハウの共有・有効活用を実現する「グループナレッジベース」により、高度な資料作成などに、過去に作成した資料を活用して誰もがスムーズに対応できる環境を実現します。加えて、複数の仮想ワークステーションから同一の会計ファイルに対して同時に入力する「分散入力」にも対応。1年分の原始証憑をまとめて持ち込むような顧問先の処理も、手分けして一斉にデータを入力することができます。
さらに、データを所内のグループ単位で管理できる「Group Data Box」により、PCなどの機材は共有しながら、データはグループ単位に管理・利用するといった運営形態などにも、フレキシブルに対応します。
仮想サーバー運用
仮想サーバー運用では、単機能の市販会計・税務ソフトにはない、事務所管理機能についてもサポ-トたします。
所内の業務管理をサポートする「harmony room (ハーモニールーム) PWF2」により、業務スケジュ-ルや作業工数、業務進捗状況、勤怠などのシステマティックな管理を実現すると共に、スタッフが作成した帳表・資料の承認プロセスにもシステム化策を図ることができます。
「どこでも会計事務所」を実現
仮想サーバー活用のもう一つの大きなメリットが「どこでも会計事務所」です。
どこでも会計事務所とは、JDLが提唱する事務所連営の新しいモデルで、場所を選ばず、どこでも実務処理が行えるようになることで、会計事務所の生産性を飛躍的に高めるものです。
仮想サーバーでは、インターネットを通じて仮想サーバー内の仮想ワーク•ステーションを遠隔操作する「リモートオペレーション」により、外出先や自宅などから、iPadやノートPCなどのモバイル機器を通じて仮想サーバ-に管理されたデータを利用して実務処理が行える先進の業務スタイルを実現します。
外出先でデータを処理したり、訪問中の顧問先で寄せられた様々な要望にその場で該当データを操作して対応したりすることができ、事務所に出所せず自宅からデータを処理する在宅勤務といった新しい勤務形態にも取り組むことができます。
顧問先訪問のあり方を変革
仮想サーバーを構築することで、財務解説ツール「JDL Bird’s EyeViewer」を、リモートオペレーションによりご利用いただけます。
顧問先の経営状況を分析し、月次訪問の際などに経営上の問題を顧問先にしっかりと理解させることは、会計事務所の重要な役割です。
JDL Bird’s EyeViewerでは、顧問先の経営状況を動きのあるグラフで視覚的・直感的にわかりやすく伝えることができます。
JDL Bird’s EyeViewerを活用することで、経営上の問題に対する顧問先の理解・意識を高め、将来への指針・展望を示すことに、月次訪問のあり方を変えていくことができます。